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2009年11月04日 の記事一覧

鯛QQQQQQ SC-1

2009.11.04 17:48
先週末、ひっそりこっそりと掛川まで耐久レースに参加しに行ってまいりました。

思い起こせば半年ほど前に「今年はオール関西で耐久出る?」なーんて話があったのですが、その時は11月のスケジュールが読めないってことでお流れに。それが10月になって私自身のスケジュールが空いてることが判明したので、耐久に興味がありそうなメンバーを半ば強引にチームに引き入れて即席の『チーム関西』を結成したのは、レース2週間前の10月18日のことでした。

え?耐久ナメてるって?
そりゃ確かに

・チーム員が全員集合したのはレース当日が初めて
・もちろん事前練習など無し
・レース車両を操縦するのも当日が初めて
・結局確保できたメンバーは4人(笑)
・バッテリーチェンジ練習無し
・ドライバーは2名が掛川初走行、経験者1名もバギーで6分のみ

ってな感じですが、これって・・・ナメてると言われても否定できないっすね。

でもね、でもね!
わざわざ関西から行くんだから「思い出作り」じゃないの。目標は11/21 ツインメッセでの決勝レースのみ!

事前に打ち合わせる時間がないことも合同練習できる機会もないことは分かってたから、そのマイナスを補ってあまりある"秘密兵器"を決勝進出に向けて用意してたんですよ。
それは、現状考えられる範疇で最強のドライバー陣を招聘したこと!

1stドライバーには滋賀在住、2008年富山大会GT3700決勝2位にして掛川走行経験が唯一ある某M氏、2ndドライバーには兵庫在住、2008年GT3700関西代表の某K氏、そして3rdドライバーには大阪在住、2007年GT3700関西代表にしてTRFチャレンジャー・マシン作りのスペシャリスト某H氏と、私が思い浮かべることの出来うる最高レベルの関西在住ドライバーに協力して頂きました。

さらに決勝に進めば兵庫在住の2008年岡山大会GT3700TQの某A氏や2008~9年表彰台経験が数え切れない某W氏にも参加してもらう手はずで予選突破は最低限のノルマと心に誓い、11/2 朝6時に名神高速のETCゲートをくぐったのでした。




1000円高速といえどこの日は順調に流れており、車内では綿密な打合せ・・・なんてするわけもなくラジバカ4人による馬鹿トークで一切緊張感のない和やかムード。つーかさ、マシン1回も走らせてないんだから注意点とかさ、お互い言い合おうよ(笑)

途中、かゆくなった下半身をさりげなく掻こうとポケットに手を入れると携帯のバイブがブルルルルと。
先行している晴れの国勢よりレース進行が遅れているとの情報がはいり、さらにリラックスムードで浜松SAでくつろいだり、掛川IC出てもコンビニでウロウロしたりしつつと、『早く着いて段取り早くしようよ!』と誰も言い出さない我がチームは、SC-1終わり間際に私自身2年ぶりとなる超どでかい掛川サーキットに到着したのでした。

ピットに荷物を運ぶとSC-1に出ていた某四国チームの空気が重い・・・実力的にはウチを上回るはずのチームが予期せぬトラブルで撃沈したらしく、耐久の怖さがこの時やっと身にしみてきます。
とりあえず荷物を下ろして仮設ピットを設営し、厳しい現実を目の前にした我々は神妙な顔で話し合います。



・・・販売コーナーでどのボディを買うかについて(笑)

だってさー、チャレで使える箱車が1500円で売ってるんだもん。こりゃ買うよね~




んな感じで販売コーナーでうだうだ悩んでる間にSC-2が始まり、某チームのマーシャルによる計測線脱落騒ぎでの仕切り直しを経て再開したレースでは、いつもお世話になっている岡山勢までもがまさかまさかのトラブルに見舞われ撃沈。

頭に思い浮かぶのは四国の某氏が嬉しそうに持ってきていた某アイテム。
関西でラジをしている我々の間で「タブー」とされている某アイテム。
それを勧められ、晴れの国勢がちょっと迷いながら受け取った某アイテム。

このアイテムはその後我がチームにも手渡され、最初は拒否していたものの「そこまで呪われてるんならウチで払ってやる!」と力強く受け取り、その効果が発揮され・・・たかどうかはもっと先のお話でございます。




さて、出走1時間前には受付が始まるのでそれまでに11本用意したバッテリーを全て充電してしまおうと、私は6台の充電器をフル回転。
メカニックを兼務しているH氏はダンパーを組み直したりマシンの調整をし、『持っていく荷物なんですか?』の問いに「某隊に勝てる腕だけ持ってきてくれたらええ」と難易度の高い借り物競走で答えられたドライバー2名は初見コースのラインを見極めるようにSC-2を眺めていたのでした。

順調に各自のノルマをこなしていると時計の針は受付と車検の時間。
そこで我々"チーム関西"は1つめの衝撃を受けることになるのだった・・・


つづく
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