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鯛QQQQQQ SC-5

2009.11.16 17:37
前回のあらすじ

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スタート直後に天国から地獄へ堕ちたチーム関西。一時は決勝進出を諦めて思い出作り走行に切り替えようとするが、コースに慣れればあれよあれよと順位を上げて、残り30分の時点で決勝進出枠まであと1つ。

しかし決勝進出をもくろむ我々の前に立ちはだかったのは高い、あまりに高い壁だった。

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ドライバーチェンジで飛び出した某M氏が追うのは4位の車。
同一周回といえど、広い広い掛川サーキットを利用したレイアウトではコーナー1つ2つの差がとてつもなく先の話です。
少し落ち着いたのか、紙一重のマージンを取りながらも攻めた走りをするドライビングを見て、時計に目をやる。

時間は残り30分を切っている。
充電済のバッテリーは残り3本。

ここから10分で回せば残りピットイン2回の時間ジャストで走りきる計算だが、追う立場にとってバッテリー消耗は相当厳しいはず。出来ればバトルをせずにワンチャンスで前に出て、そこから逃げるのが燃費的に一番良いはず・・・

いやそれとも無難に8分ピットイン×3にするか?
ピットワーク1回15秒を犠牲にしても、活きの良いバッテリーを投入した方がいいのか?
アウトラップの圧倒的な速さはこの日何度も目にしていることもあり、悩ましい判断をここにきて迫られるとはねぇ。


そうこうしているうちにマシンは4位に急接近!
さぁ見えたぞ!射程圏内というにはチト遠いが、同じ視野圏で2台確認できる位まで入ってきた。迫る速度は圧倒的にこっちが上。このままの勢いで一気にガブッとかみつけるか?

しかし周回遅れを間に挟み、テールトゥノーズにはまだ持ち込めそうにない。
徐々にドライバーの焦る気持ちがマシンの動きに出てきている。アタックをかけようとして阻まれ、遅れてはまた追いかけてを繰り返してここに来て動きが安定しない。こういう走りはドライバー&バッテリーの消耗が激しい。ルーティンの10分、どこまで追いすがることが出来るか?

もう一度時計を見る。
少し考える。
決断する。

このままだと致命的なミスが起きかねない。
ここは予定より早くピットインだ。

トランシーバーの使えない我々は早めのピットイン指示として、次のドライバーを操縦台に向かわようと思ったら・・・


なぜか車がピットに帰ってきたーーーーー!
次のドライバー着いてないのにマシン帰って来ちゃったー!!


6分で帰ってきたドライバー曰く、『タレた』そうな(笑)
ウフフ。耐久って予定通り行かないからおもろいけど、これはおもろすぎだわ。

なんとか次のドライバーにダッシュで操縦台へ上がってもらい、予定よりちょいと早めの残り2パック。
ここでプロポを託すのはワーチャンドライバー、某K氏。

予定外のピットインでまたも4位に大きく差を付けられているが、まだだ、まだ行ける。車はウチの方が絶対的に速い。
某K氏は今日が初掛川にもかかわらず、その無駄のない走りでペースアップ。周回遅れをパスする時は躊躇することなくズバッと切れ味鋭く切り込み、周回を重ねる毎に4位に迫る!
残り15分、遂に4位を射程圏内にとらえる!!そして一気にパス!!

キターーーーーー
ツインメッセ行きの切符が復活したーーーー


このまま大逃げで逃げれば・・・と守りに入ったかどうかは分かりませんが、周回遅れに阻まれてグダグダしてる間に抜き返されまたも5番に転落。さすがは耐久エキスパートのチームだ、簡単にゃー行かせてくれんわな。

その後何度もアタックを仕掛けるも、その都度跳ね返される痺れる展開は延々と続きます。

レースはここまでに80分経過し、残り約10分。
4位争いの2チームはそれぞれ最後のピットインを終えれば、勝負の行方はラストドライバーの直接対決にゆだねられます。
実況もこの時点で4位争いのみをアナウンスし、いやが上に期待は高まります。

先にピットに入ったのは4位のチーム。その間に順位をあげますが、こちらもあと1回のピットインを残しているためここでマージンを稼いでおきたい所。果敢に攻めて数周遅れのピットイン直前にはコーナー2つ程度の差を付けますが、ピットストップ15秒で逆転されるマージンっすよ。

残り10分。
マシンがピットに帰ってきた。急いでバッテリーを外し、新しいのと付け替えてコースへ復帰させる。視界の端にとらえるのは「あのチーム」がピット前のレーンを通過している姿!これで5番手に落ちた。
しかしもうあとはやるしかない。いや、やってもらうしかない。
最終ドライバー、某H氏に操られ間髪入れずコース復帰するやいなや立ち上がるマシン。

そしてバックストレートへ!目の前にいるマシンは・・・4位だ!!!
5m先のマシンを残り10分で抜けば決勝へ行ける。アウトラップ直後の速い直線速度を生かして一気に背後に迫る。
まさにテールトゥノーズ。FDに施された8灯の前照灯が前を行く車のバンパーをチラチラと照らすかのような超接近戦。

もはや我々にはマーシャル以外出来ることはない。
それぞれが各地に散らばり、何時何が起きようとも即座に駆けつける体制で最後の走りを見守る。

やはり車の動きはこちらが良い。しかし、その巧みなライン取りと周回遅れの捌き方でなかなか追いつき追い抜く状況は生まれない。
左セクションで後れを取り、右セクションで追いつく展開が何度も何度も繰り返されますが、なんどアタックしても跳ね返され、遅れ、また追い上げる辛い展開にかわりはありません。

おそらく、パスできるとしたらバックストレート進入からの切り返し、または最終コーナーしかないことは誰の目に明らかだっただろう。
後方からプレッシャーを掛け、相手がミスするのを待ちますが全く破綻の様子はうかがえず、逆にこちらが精神的に追いつめられているくらいか?

と思ったらピット前で周回遅れに回されてタイヤバリアにヒット、そしてスタック!!
周りも見ずに急いで救出へ行き、助け起こした頃には4位はもう遙か先。終わった・・・今年はもうダメだったわ。

監督である私がそんな風に諦めていてもドライバーは決して諦めません。
もう一度走り続け、少しずつ少しずつ追いかけます。

残り2分。今日何度目か分からないテールトゥノーズにまで追いついた!そして最終コーナーで並んでインフィールドへ。
きた!抜いた!4位だ!
この人らホンマ凄いわ。

しかし、4位に上がるもすぐに抜き返され5位へ。
マシンはこちらが速い、腕だって自信を持って送り出した我がチーム唯一のTRFチャレンジャーだ。それでも抜けない、抜いてもそのまま逃げ切れない。どこまでも追いかけてくる影のように一度張り付いたら離れない。ミスをするまで離れない。

ここまでくると、もう4位は抜けないんじゃないか?とまで思えてきます。
極端な話、この2台の順位関係はそのままで、1~3位が転落する方が可能性高いんじゃないかとすら思えてきます。 
それほどまでに高く、険しく、厳しい4位の壁。

そして遂にレース終了の90分が目の前に。
時々離れながらも、この30分ほとんど僅差で走り続けた2台の勝負ももう終わります。
右セクションで何度も何度も仕掛けますが、固いブロックに阻まれ前に出ることは出来ません。

そして遂に90分を過ぎ、勝負はラスト周回へ!
4位との距離はホンの鼻先。手を伸ばせば届きそうなこの数mの距離が絶望的なほど遠く感じられます。

インフィールドを無難にこなし
バックストレートで差を詰め
右奥セクションでチャンスをうかがいます


しかしチャンスは全くなし。
そして最後の最後、ラストラップ、ラストコーナー。ここしかない場所でインに飛び込む!
2台がほとんど並んで立ち上がり、ゴールは短いホームストレート前!!


ピッ、ピッ

小さく鳴ったABMポンダーの音が2台の順位をあくまでクールに教えてくれます。

振り返った掲示板に表示されていたのは


4位 110周 90分11秒.53
5位 110周 90分11秒.83


90分走行して、その差0.3秒!



30965654_2371902957s.jpg

結果?


ダメでした~


倒れるように椅子にどっかと座り込んで、思わず笑っちゃったよ。もうさ、おもろすぎだ。
悔しいと言うより晴れやかな気持ちで、ドライバー全員と握手して我々の挑戦は終わりました。

長文で引っ張り倒してこんな結果でスマンね。
まぁさ、掛川初走行にしては結構イイ線行ったと思わない?

帰りの車内は重い雰囲気だったけど、さわやかでげんこつハンバーグ食べたら飛んじゃったよ(笑)
耐久に参加された方々お疲れさまでした。四国岡山勢には沢山サポート頂きましたが、不甲斐ない結果で申し訳ないっす。

来年は「チーム関西」を拡大して「チーム西日本」で決勝での優勝を目指して頑張りたいと思いますので、勧誘される悪寒がした人は今から心構えをよろしくね。


しかし今回の撃沈は「呪いのアレ」のせいかな・・・アハハハハ。

※レース内容は100%記憶のみで書いておりますので、実際と異なる可能性があります。細かいことは気にしないでね。

COMMENT

長編大作の無事な完投お疲れさまでした。
てDVD見てない?

>Tさん
今回の書き方は、
1.とりあえず全編を書く
2.DVD流し見でチェック
3.いろいろ記憶違いに気付く(笑)
4.かなり書き直すことになるので、悩む
5.最後の注意書きを足すことでお茶を濁す

実は3つめ書いたくらいから、大幅な修正が必要だったんすけどね・・・
まぁ、半分ファンタジーとして見てくだされば・・・

パチパチパチ~
いや~オモロかった!

ええっすよフィクションでも面白ければ(笑)
書いてる間にテンションも下がりますしね・・・
ましてこれだけの長編大作ですから。

>呪いのアレ
“10割バッター”としお兄貴が「悪魔払いの儀式」を完成させたからもう大丈夫だな(笑)

感動超大作オツカレ。

ま~その~アレだ。
「終わり良ければ全て良し」 なら良かったんですがねぇ…

・・・来年は2軍で参加させて頂きまするw

DVD、残り30分のTさんコメントがオモロかったw

>NABEさん
予定では3話で終わるはずでしたが。

>>書いてる間にテンションも下がりますしね・・・
FFPのことかい?FFPのことなのかい?

>>「悪魔払いの儀式」
あの儀式は今後のレースに必須ですな。


>Mさん
>>「終わり良ければ全て良し」 
楽しければ全て良し、でもいいじゃない(笑)

>>・・・来年は2軍で参加
最強チームではサポートに徹して、2軍で一緒に走る?

>>残り30分のTさんコメントがオモロかったw
帰ってポテチ喰いながら見直してみます。

これからは何処に行くにも「呪いのアレ」を持参していきます(笑)

長編レポ、お疲れ様でした。
90分走行して0.3秒差・・・残念でしたね。

それ以上に思慮深く「次」を考えているエフさんはすごいっすね。

遅レスすいません。

>おりおんさん
>>「呪いのアレ」
効果の程は身をもって体験されたのでは?
マジで次からいりませんから!!


>あやまっくさん
ドライバーも出来ない人間は、こうでもしないと役に立たないですから・・・


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